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2008年9月18日設置
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クレジット・クランチとは、一言で言うと、金融不安のことだそうです。ある一定の期間、金融システムが極度に逼迫した状態になることです。

金融機関の最も大きな役割 とは、貸付と預金を繰返すことで、世の中に通貨を流通させ、経済活動を円滑にさせることです。この働きのことを信用創造というのですが、これが麻痺してし まった状態ですね。こうして景気が悪化すると、融資先からの返済が滞ったり滞ると予想されるので、金融機関がいっせいに融資することに慎重になり、「貸し 渋り」に走ります。

こうなると、流通する通貨量が大幅に減り、企業などが採算が取れなくなるほど高い金利を支払っても、資金を調達できなくなるのです。

ロンドンでも、クレジッ ト・クランチが起きるのではないか、という話も出ているようです。もちろん、原因は、あのアメリカのサブプライム問題です。今は経済がグローバル化したの で、リーマン・ブラザース破綻の影響は、アメリカのみならず欧州や日本など、世界中に広がりつつあります。

 アメリカのサブプライム問題が発端で、株価が下落したりドルが急落したり、という問題に対処するため、日米欧の主要6 中央銀行は、ドル資金の円滑な供給を各国市場で行う協調策を発表したそうです。中央銀行間で自国通貨を相互に預け入れ、必要な外貨を融通する、スワップ協 定という制度です。今回、日本銀行は米連邦準備制度理事会(FRB)との間に6.3兆円のスワップ協定を締結しました。

このように、各国が対策に乗り出しましたが、別の心配も出てきました。

原油に投機マネーが流れ込 み、恐ろしい勢いで原油が高騰し、世界中が大変な思いをしました。日本でも、個人が自動車通勤から電車通勤に変えたり自家用車を手放したり、ガソリンの盗 難が発生したり、海外旅行に行く時の燃油サーチャージが旅行代金を大幅に高くしたり…、といくつもの問題が発生しました。

世界中で声を上げた結果、やっと投機マネーが株価に移動しつつあり、少しずつガソリン代が下がりだした矢先に、今回の問題で、また原油に投機マネーが流れて原油高になる、という心配もあります。

 何とか、各国の政府と中央銀行の舵取りがうまく行ってくれることを祈るばかりです。


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